2012-11-01 Thu
市役所の電車通りお向かいにあるレトロフト。その中の古書店リゼット。昨日は残念ながら同じく店内の珈琲店がお休み中だったのがいたく残念ではありましたが、とりあえず、本は物色。私は復刻版の「鳥い赤」購入。もちろん赤い鳥と読むのですが標記は「」の通り。原本は昭和6年発行。定価三十銭。定価の価の字も十も銭もすべて表記がめんどうな旧漢字。広告も、たとえば歯磨きは「口中のおそろしいバイキン殺します!」 もう、おかしい。
文も、たとえば
「多分、けんかになったろうというのさ」 は 「多分、けんかになつたらうといふのさ」「かかゑる気持ちはだれも同じぢやないか」といったふう。挿絵も楽しい。
こんなのは普通の書店にはないわなあ♪と楽しんでいるのです。
明日ははなさんの酵母パンを週一で買える日なのですが、珈琲店がしばらくお休みとのことで…。
リゼットで本を買い、はなさんのとこでお菓子を買って珈琲店に持ち込む…が、今、私の一番の贅沢なのです。